4.「自己分析(業務の棚卸)」を行う

転職活動の軸が決まったら、自己分析(業務の棚卸)をしましょう。

 

自己分析では「やりたいこと」ではなく「できること」を考えます。
自分のやってきた業務は何か?何のためにやっているのか?何にどう取り組んだのか?結果はどうだったのか?という視点で、これまでの経歴・業務内容・能力を棚卸しましょう。
自己分析は次のステップである「情報収集」と並行して行うことをおすすめします(自己分析=応募したい企業で発揮できる能力を考えることであるため)。

 

業務の棚卸をする際におすすめなのが「STARフレームワーク」
採用担当者が面接の際に使用するフレームワークとしても知られています。
「STAR」とは、「状況(Situation)」「課題(Task)」「行動(Action)」「結果(Result)」の頭文字で、この流れに沿って構成すると分かりやすくまとめることができます。

 

STARフレームワークを活用した業務の棚卸(カッコ内は例)
  1.  一番アピールしたいと思う経験職種名を書く(ケーキの販売員)
  2.  ①の職種名を業務単位で分解(接客、在庫管理、販売促進、バイトの管理・・・)
  3.  業務内容から1つピックアップして、STARに沿ったエピソードを考える(販売促進)
  4. 状況(Situation)を書きだす(百貨店のデパ地下でケーキの接客販売を担当していた)
  5. 課題(Task)を書きだす(目標売上である昨対120%を達成する必要があった)
  6.  課題に対して行った行動(Action)を書きだす(客単価を100円上げることができれば目標達成できると考え、会計時にご自宅用のバラ売りの焼き菓子をおすすめするようにした)
  7. 結果(Result)がどうなったのかを書きだす(目標の昨対120%を達成)

 

ぜひ、STARフレームに沿って、業務の棚卸を行ってみましょう。

その際にSTARに当てはまらないエピソードは要注意。そもそもの「状況」が複雑で端的な説明が困難な場合や、自分で考えて「行動」していない場合が考えられます。

STARフレームに当てはまるエピソードが見つからない場合は、日ごろからSTARを意識した仕事の仕方をしてみるとよいでしょう。

 

「自己分析(業務の棚卸)」を進めつつ、次のステップ「情報収集」も並行して進めましょう。

 

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