12.「内定~入社」の注意点

面接が終わり、採用担当者から内定の連絡。

ほっとしてその場で内定承諾をしてしまう方も多いですが、十分に条件等の確認をせずに内定を承諾した場合、入社後に「聞いていた話と違う」というようなミスマッチに陥りがちです。

入社後のミスマッチを防ぐために、内定承諾前に確認すべき点をまとめました。

 

内定承諾時のチェックポイント

入社予定日はいつか?それまでに退職可能か?

条件は明確か?できれば条件通知書や雇用契約書等で詳細の条件を確認しましょう(企業によって発行のタイミングが異なるので、すぐにもらえない場合は、いつ発行されるのかも確認しておく)

業務内容などに疑問点はないか?不明な点は迷わず質問しましょう。

・基本的に内定承諾の保留は認められません。他に選考中の企業がある場合、内定を承諾するのであれば、他社の選考を辞退できるか確認しましょう。

・対面の面接を経ずに内定をもらった場合などで、職場や居住環境に不安があれば、職場見学や顔合わせの機会をもらえないか確認してみるとよいでしょう。

 

また、内定承諾を迷った場合は「転職の軸に合っているか?」を判断基準にするとよいでしょう。繰り返しになりますが、全ての希望を叶える企業は存在しないため、条件面の妥協は必要です。「転職活動の軸」と合っているかどうかが、転職成功を決めるポイントです。

 


 

内定承諾後、現職の退職手続きに入ります。

退職時に日数が足りず、うまく引継ぎができずトラブルになったなど、円満でスムーズな退職は案外難しいものです。そこで、退職手続きを行う上での注意事項とスケジュールのポイントをまとめました。

 

退職時の注意事項

内定まではできるだけ内密にしましょう(最終的に転職しないという選択肢もありえます)。

・上司から説得されても原則として意志を貫きましょう。

引継ぎをきちんとおこない円満退社を心がけましょう

 

 

よくある質問

 

Q. 自分にしかできない仕事がある(または人手不足の)ため、退職までに時間がかかりそうです。どうしたらよいですか?

 

A. 業務が属人的になっていることや人手不足の原因は会社にあるため、退職は可能です。ただし、できるだけ円満に退社するためにも、引継ぎを見据えて、日ごろからマニュアル作成などを進めておくとよいでしょう。

 

退職日/入社日のスケジュールのポイント

・退職を伝えた後「後任の選定⇒引継ぎ⇒有休消化」の時間が必要です。1か月以上はかかることが多いため、逆算して退職日/入社日を決めるようにしましょう。

・退職と入社までに空白期間があると、保険や年金の切り替え手続きが必要となります。できるだけ空白期間が出ないようにするとよいでしょう。

就業規則で退職申し出の期日を定めている企業が多いです。必ず事前に確認しておくようにしましょう。(※法的には最低2週間あれば退職可能ですが、会社のルールに則って、円満退社を心がけましょう。)

・引っ越しが必要な場合には、転出/転入/免許証の書き換え/ライフラインの解約・申込など諸々の手続きが必要です。余裕をもって計画的にスケジューリングしましょう。

・都市部から地方への移住の場合、自治体等の支援が受けられる場合があります。転職先と相談しながら、支援制度の活用も検討しましょう。

 

 

退職手続き、引継ぎ、有休消化、引っ越しなどを済ませたら、無事に入社となります!

転職はゴールではなくスタートです。入社後に気持ちよくスタートが切れるよう、入社後のフローや必要な書類などは事前に確認しておくようにしましょう。

 

以上で「観光人材のための転職講座」は終了です。お疲れ様でした!

「やまとごころキャリア」は皆さまの転職活動を応援しています!

 

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