息を呑むほど美しい紅葉と自然の神秘ドラゴンアイの聖地「岩手県八幡平」


八幡平市(はちまんたいし)とは?

岩手県の北西部に位置する人口2万4千人ほどの街です。東北自動車道と八戸自動車道が分岐する交通の要所であり、東京から新幹線で2時間、盛岡からバスで1時間(車なら30分)ほどの場所にあります。公共交通機関を使用する場合は、路線バスで市内の観光をするのがおすすめです。
八幡平市は、日本百名山として有名な「八幡平」や、四季折々の自然が織りなす美しい風景、また海外からも注目を集めているドラゴンアイなど見どころの多い場所です。今回はそんな八幡平の魅力をめいっぱい紹介させていただきます!

標高約1,465mから望むパッチワークのような紅葉風景

 

 

この10 月から東京も「Go To キャンペーン」の対象となり、「地域共通クーポン」などお得なクーポン券の配布も開始されましたね。早速キャンペーンを利用して、この秋紅葉スポットへのお出かけを考えの方も多いのではないでしょうか?

 

八幡平は、登山をしながら紅葉を楽しめるだけではなく、アスピーテラインというドライブコースからも紅葉風景を見られるため、東北屈指の紅葉の名所として多くの観光客が訪れる場所です。特に標高約1,465mにある三ツ石山付近より望む紅葉が本当に絶景で、赤や黄色に色づいたブナやカエデがパッチワークのように一面に広がっているのだそうです。初めてお話を伺ったときは、「パッチワークのような紅葉って一体なんだろう?」と思いましたが、実際に見てみると、本当に布を縫い合わせて作られたパッチワークのようにカラフルで可愛らしい紅葉ですよね!

 

八幡平の紅葉の見頃は、9 月下旬から10月下旬。ちょうど今が紅葉真っ盛りのシーズンなので、美しい紅葉風景を見ながら、のんびりトレッキングやサイクリングはいかがでしょうか?

 

自然が作り出した奇跡の絶景「八幡平ドラゴンアイ」

 

 

言わずと知れた「八幡平ドラゴンアイ」ですが、八幡平の山頂付近にある「鏡沼(かがみぬま)」という沼の雪がまるでドラゴンの瞳のような形になって溶けていくことからそう名付けられたのだそうです。このドラゴンアイが見られるのは、5月の下旬から6月上旬にかけての非常に短い間なのですが、それを見るために日本内外から多くの観光客が訪れます。

 

ドラゴンアイは、地元の人から「蛇の目(じゃのめ)」と呼ばれて親しまれていたそうですが、この「ドラゴンアイ」が一躍有名になったのは、なんとたったの4、5年ほど前なのだとか。八幡平の沼の雪解けの様子を見た台湾人観光客が「まるでドラゴンの瞳のようだ」と言って、SNSで世界に発信したのがきっかけだそうです。昔からドラゴンアイと呼ばれていたのかと勝手に思っていましたが、「ドラゴンアイ」として世界に広めてくれたのは、日本人ではなく台湾人の方だったんですね!

 

ネット上で散見されるドラゴンアイの写真を見ると、どれも観光客の写り込みがなく、まるでそこにドラゴンアイしか存在しないかのごとく撮られている写真ばかりだと思いますが、実際はこの沼の周辺には観光客がいっぱいいるのだそうです。ちょうど写真に写るところに人が立ち入れないようになっているらしく、ドラゴンアイだけを綺麗に写真に撮れるとのこと。八幡平の大自然が作り出した神秘的な情景に立ち会えるだけでなく、その情景をそのまま写真に収められるなら、SNSでも発信しがいがありますよね!

 

ちなみにドラゴンアイのスポットとして有名な鏡沼の魅力はドラゴンアイだけに限りません!紅葉の季節になると、秋の澄み切った青空や、赤や黄色に染められた草木の葉が水面に映し出され、雪解けの時とはまた異なる美しい姿を見せてくれるのだそうです。ということで、紅葉の時期に八幡平へ行った際はぜひ鏡沼にも行ってみてくださいね。

 

サラサラのパウダースノーの上を滑走!

 

 

紅葉が見頃を過ぎると、今度はスキーやスノーボードを楽しめるウィンターシーズンがやってきます! 八幡平は雪の多い地域なので、日本有数の規模を誇る「安比高原」をはじめ、4つのスキー場があり、ウィンタースポーツを楽しむにはうってつけの場所です。

 

また、「八幡平リゾートパノラマスキー場」は日本一緩やかな斜面で、スキーを始めたばかりの人もぐんぐんスキーが上手くなるスキー場としても有名です。このほか、中級者~上級者向けの「八幡平リゾート下倉スキー場」や、バックカントリーを楽しめる旧八幡平スキー場エリアもあり、いずれも極上のパウダースノーを楽しめるので、この冬の旅行地として是非いかがでしょうか?

長さ日本一!雪の回廊

 

 

たくさんの雪が降る豪雪地帯では、人や車が通れるよう除雪を行う必要がありますよね。その除雪を行った際にできるのが、この「雪の回廊」です!

 

雪の回廊は、東北地方では八甲田と八幡平が有名ですが、八幡平の雪の回廊は、全長27kmにも及び、日本一の長さを誇ります。見られる時期としては、4月15日の開通日から5月のゴールデンウィークの頃までなので、最近は八幡平で雪の回廊を眺めてから、ふもとで桜の回廊を眺める観光客も増えているとのこと。雪と桜を同時に楽しめるなんて、本当に贅沢ですよね!

身も心もリフレッシュ!アウトドアサウナ体験

 

 

最近巷では、「アウトドアサウナ」や、「サウナキャンプ」が人気ですよね!八幡平の東側にある七時雨山(ななしぐれやま)でも、先月アウトドアサウナの体験イベントが開催されたそうです。

 

会場となる七時雨山荘は、周りに何もないカルデラ地形の高原にあり、訪れた人の中には、日本なのにまるでフィンランドやスイスのようだと言う人もいるのだとか。周りには余計なものが何一つないため、晴れた日には八幡平の美しい星空を満喫できます。今後の開催時期はまだ決まっていないようですが、私もいつか八幡平の自然の中でゆったりサウナ入浴をしつつ、「ととのう」体験をしてみたいものです。

自然の中で仕事も捗る。ワーケーションのすすめ

 

新型コロナの流行に伴って、観光地でバケーションを楽しみながら働く「ワーケーション」が注目を集めています。八幡平市でもワーケーションに力を入れており、本日10月15日 から10月19日までの日程でワーケーションのモニターツアーをされているのだとか。

 

こちらのモニターツアーについては残念ながら既に応募は締め切ってしまっているのですが、ワーケーションについては引き続き推進中とのことなので、ワーケーションをお考えのようならぜひ八幡平へ行ってみてください!きっと八幡平の美しい自然の中で仕事をしていれば、いいアイディアも思い浮かぶはずです。

担当者からのメッセージ

八幡平には様々な魅力がありますが、八幡平が持っている大きな魅力の一つは、そこに住んでいる人々の真面目で素朴な人間性です。これまでも地元の方々に協力いただいて、八幡平の歴史や文化、精神性などを発信してきました。岩手は新型コロナの感染を抑えているので県外の方はご遠慮されているのかもしれないですが、八幡平市はむしろ観光でのご訪問歓迎です。新型コロナ対策も万全なので、よろしければお越しください。

DATA

八幡平市(はちまんたいし)

 

▼八幡平DMO
https://hachimantai-dmo.trip8.jp/

 

 

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