【番外編】五島ぶらり旅


 

こんにちは!やまとごころキャリアスタッフのAyuです。

いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます!

 

先日「島時間を味わうサイクリングツアー@五島・福江島」を公開したのですが、すでにお読みいただいている方はご存じの通り、10月の頭に実際に五島に訪問してきました!

 

もちろん五島に行ってサイクリングだけをしてきた訳ではなく、福江島の観光名所を周ったり、ご当地グルメを食べたりと、裏でしっかりと五島を満喫しておりました。笑

 

というわけで、今回は番外編として「五島ぶらり旅」をお届けします!

五島までの道中

住んでいる千葉県から五島・福江島までの道のりは、家から電車で羽田空港、羽田空港から飛行機で長崎空港、長崎空港からバスで長崎港、長崎港からジェットフォイル(高速船)で福江港、と丸1日がかりの移動。

(長崎-福江間と福岡-福江間は空の便もありますので、お急ぎの場合は、そちらがおすすめです。)

 

 

移動時間を利用して、五島と長崎を舞台にした映画を2本見ることにしました。

 

1本目は、新垣結衣さん主演で五島にある中学校の合唱部を描いた「くちびるに歌を」。美しい島の風景と、ゆったりとした島時間を感じられる心温まるストーリーです。

 

2本目は、江戸時代の長崎でのキリスト教迫害を描いた「沈黙 -サイレンス-」。沈黙はなかなかショッキングな描写が多い映画ですが、これを見ておくと長崎の隠れキリシタンの関連遺産を見る際の視点が結構変わると思うので、おすすめです。

 

2本ともそこそこの長編なので、そうこうしている間に夕方になり、福江島に到着。福江港から徒歩圏内のホテルに宿泊しました。

 

 

福江島観光名所めぐり

2日目は朝から福江島の観光名所ツアー!

サイクリングでもお世話になったwondertrunk&co.さんにお願いし、島育ちのガイド若菜さんに案内をしていただきました!

 

まずは朝一で2つの教会を訪れました。

レンガ造りが美しい「堂崎教会(堂崎天主堂)」は、1908年の創建当時の姿のまま残されています。現在は内部が資料館となっており、260年にもわたる禁教弾圧下においても、隠れキリシタンとして信仰を続けた人々の様子がうかがえる展示がされています。

 

 

次に訪れたのは「半泊(はんとまり)教会」

車が一台やっと通るほどの狭い山道を抜けると美しい入江が広がっており、その入江の前にひっそり「半泊教会」は佇んでいます。アイルランドからの寄付で建てられたという教会は、外から見ると山小屋のようですが、内部は水色と白で統一された可愛らしい空間でした。教会内の撮影は禁止ですので、気になる方は検索してみてください。

 

福江空港を横目に、次に訪れたのは、「鬼岳(おにだけ)」

標高315m、全体が鮮やかなグリーン色の芝でおおわれた火山です。3年に一度、野焼きをすることで、草原に木が生えるのを防ぎ、その芝は牧草として使われるとのこと。5分ほど山登りをすると、鬼岳の上から福江の海と市街地が望めます。地元の子供たちは、段ボールをお尻に敷いて滑り降りる草スキー?を楽しむようです。もう少し若かったら挑戦したかったのですが・・・

 

 

ランチはお洒落なカフェで、地元の野菜をたっぷり使ったランチプレートをいただきました!

余談ですが、最近、五島では移住者の方が増えてきているそうで、こういったお洒落なカフェも移住者の方を中心に増えていっているそうです。昨年はなんと、五島市以外の地域から市内に転入した人数が、市から転出した人数を上回ったとのこと。島暮らしではありますが、長崎や福岡とのアクセスもよく、島内で生活必需品は何でも揃い、ファミマやローソン、セブンイレブンはありませんが、「ポプラ」はあります!笑 地方移住を考えられている方はぜひ一度五島に訪れてみてはいかがでしょうか?

 

 

ランチを終えて、大瀬崎灯台に向かう道で、びっくりするような光景が!

なんと10月なのに桜が咲いているのです。しかも一本ではなく、桜並木全体の花が咲いています。調べてみたところ、季節ではないタイミングに花が咲くことを「不時現象」と言い、今年の9月に五島に大きな被害をもたらした台風9号の影響で、葉っぱが落ちてしまったことにより、「不時現象」が起こったようです。コロナの影響で今年の春は花見ができなかったので、いいものが見れました!来年の春にもきちんと咲きますように。

 

 

「大瀬崎灯台(おおせざきとうだい)」は、福江島の西端に位置する、五島観光のメインスポットの1つ。

そそり立つ断崖の上に建てられた白い灯台が、青い海に映える絶景です。展望台から見た大瀬崎灯台は、日本にいるとは思えない壮大な景色ですので、五島に訪れた際にはぜひ訪れてみてください!

 

 

ここで、島育ちのガイドの若菜さんから教えてもらった、五島マメ知識を披露!笑

五島のお盆には独特な風習があります。漫画「ばらかもん」を読んだことがある方にはお馴染みかもしれませんが、福江島ではお盆の時にお墓に提灯を持っていき、中のろうそくの灯が消えるまでお墓で過ごします。また、お墓で花火をしたり、地区によって異なる念仏踊りを踊ったりと、五島のお盆は非常に賑やかだそうです。参加してみたいなと思いましたが、お盆の時期の五島は帰省ラッシュで、宿やレンタカーを確保するのが困難とのこと。いつか見てみたいものですね。

 

次に訪れたのは、日本一美しい白い砂浜とも称される「高浜(たかはま)海水浴場」

白い砂浜と透き通ったエメラルドグリーンの海は息を呑む美しさです。ただし例年、夏のベストシーズンが終わると、海流の関係で漂着ゴミが流れつきます。また、今年は台風9号の影響で、通常よりも多くの漂着ゴミが打ちあげられていました。

あいにくの曇り空や、漂着ゴミを差し引いても、透き通った海は素晴らしく、ついつい海に足を浸してしまいました。次回はベストシーズンの晴れた日に来てみようと思います。

 

 

高浜海水浴場に来た際に、必ず立ち寄ってほしいのが「魚籃観音(ぎょらんかんのん)展望台」です。ここから見下ろす高浜海水浴場は絶景です!下の写真はここで撮影したものです。

 

 

ちなみに、皆さんは海の色がエメラルドグリーンに見える理由はご存じですか?

不思議に思って調べてみたところ、

(1)太陽光が強い時

(2)海水の透明度が高い時

(3)海が浅い時

この3つの条件が重なった時に、美しいエメラルドグリーンに見えるそうです。

気になる方は詳しく調べてみてくださいね!

 

海を満喫した後は、道の駅「遣唐使ふるさと館」に立ち寄り、お買い物タイム。

日本三大うどんの一つ「五島うどん」や、さつまいもを原料にした「かんころ餅」、五島の伝統工芸品である「ばらもん凧」など、五島ならではのお土産をゲットしました!(ちなみにGo Toキャンペーンの地域共通クーポンが使えました!)

 

 

この日最後に訪れたのは「水ノ浦(みずのうら)教会」

前日に予習した映画「くちびるに歌を」のロケ地としても使われた、真っ白で美しい教会です。

1880年に建てられた後、老朽化により再建が行われ、1938年に現在の教会に改築されました。ロマネスク、ゴシック、和風建築が混合した教会で、木造教会堂としては最大規模を誇ります。映画でも印象的な、ピンク色と黄色と黄緑色のステンドグラスは、モダンでお洒落なので必見です!こちらも内部は撮影不可のため、気になる方は検索してみてください。

 

 

主要な観光地を巡り、ツアーは終了。

夜は「五島牛」をいただきました!とろける柔らかさで最高に贅沢な時間でした!

 

 

以上、サイクリング以外も、大満喫の五島旅でした!

ご協力いただきましたwondertrunk&co.の皆さま、本当にありがとうございました!

 

 

という訳で最後に、少しだけ宣伝です。

wondertrunk&co.さんが、五島にて下記のプランを企画中とのことです!

 

①ファミリープラン(宿泊+体験)

2泊3日、家族みんなで五島の自然を満喫できるプランです!

プランには、サイクリング、星空ツアー、SUP体験(夏季限定)が組み込まれています。

Go Toトラベルキャンペーン対象です!

※現在受付中

 

②English camp(お子様向け)

アメリカ人の英語の先生と一緒に、サイクリングやハイキング、バーべキューなどを楽しむことができるプランです!

※今後はオフシーズンを除いた毎月実施予定

 

③アカデミックツアー

五島の地元のお祭りと隠れキリシタンの歴史や五島に根付いた文化を研究者の先生から学ぶ、アカデミックツアーを企画中!

※コロナが落ち着いた後に実施予定

 

▼ご興味がある方はこちらまでお問い合わせください!

reservation@wondertrunk.co

 

▼wondertrunk&co.公式WEBサイト

https://www.wondertrunk.co/ja/experiences/hidden-japans-religious-and-secluded-islands-goto-islands/

 

 

以上、再発信プロジェクト番外編「五島ぶらり旅」をお届けしました!

ぜひ皆さまも一度、五島に足を運んでみてください!

 

※五島列島は離島のため、医療体制が脆弱な地域がございます。来島の際には、体調管理を徹底し、「新しい旅のエチケット」の実践をお願いいたします。

 

 

 

 

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