松山から電車で35分。風情あふれる伊予の小京都「愛媛県大洲市」


大洲(おおず)市とは?

愛媛県といえば道後温泉が有名ですが、松山から特急列車でわずか35分ほどの距離に、町家や古民家などが立ち並ぶ歴史情緒あふれる街があるのをご存じですか?

 

今回ご紹介するのは、伊予の小京都とも呼ばれている「愛媛県大洲市」。この街には、四国の木造天守のなかでも一番の高さを誇る大洲城や、国の重要文化財にも指定されている臥龍山荘、江戸時代から明治時代にかけての古い町並みが残る大洲旧市街地などがあり、日本の古き良き時代を堪能することができます。

 

日本発の天守閣に泊まれるお城「大洲城」

 

明治時代に取り壊された天守を10年の歳月をかけて復元したのが大洲城です。大洲城は、江戸時代につくられた縮尺模型や、明治時代に撮影された写真をもとに復元されていますが、このようなかたちで正確に復元された天守は日本でも数少ないのだそうです。

 

大洲城には、明治時代に解体を免れた国指定重要文化財の4棟の櫓(やぐら)や、創建当時の様子を再現したジオラマなどがあり、大洲城の歴史を学ぶことができます。

 

また、毎月第3土曜日にはなんと「大洲藩鉄砲隊」の公開練習をしているのだとか。甲冑(かっちゅう)を着た鉄砲隊が本格的な火縄銃を使用して演習を行うので、歴史好きな方、火縄銃に興味のある方は必見ですね!

 

 

ちなみにこの大洲城は、「キャッスルステイ」ができるお城として、海外でも注目を集めています。実際先日も、海外メディアから取材を受けたばかりなのだとか。

 

というのも、大洲城のキャッスルステイは、たた単にお城に泊まれるというだけではなく、武将の入城シーンの再現や、鉄砲隊による祝砲、夜神楽鑑賞などにより、大洲城の城主になったような気分を体験できる宿泊企画だからです。言葉で説明をするよりも、実際に動画で見た方が魅力が伝わると思うので、是非以下の動画を見てみてくださいね。

 

 

キャッスルステイ、是非とも体験してみたいものですが、宿泊プランは、なんと2名1泊 100万円から!……残念ながら庶民の私にはちょっと手が届きそうにありませんが、収益の一部は文化財などの保存に充てられているそうです。貴重な体験に参加して大洲のまちづくりに一役買いたい方は、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか?

 

▼詳細・ご予約はこちら
https://www.ozucastle.com/rooms/castlestay/

 

ミシュラングリーンガイドで一つ星を獲得「臥龍山荘」

 

 

次にご紹介するのは、大洲市を流れる肱川(ひじかわ)流域に佇む臥龍山荘(がりゅうさんそう)。この山荘は、国の重要文化財に指定されているだけではなく、ミシュラングリーンガイドでも一つ星を獲得している建築物です。

 

田舎家の質素で素朴な雰囲気も残しつつ、遊び心のある造りが特徴で、あえて壁を塗り残した「破れ窓」や、コウモリの形をした引手(ひきて)など、様々な意匠が凝らされています。

 

 

特筆すべきなのは、臥龍山荘の中で最も景観が素晴らしいと言われている「不老庵(ふろうあん)」。崖に迫り出すようなかたちで建てられており、川に浮かぶ一艘の船に見立てられているのが最大の特徴だそうです。

 

夜になるとこの不老庵の天井に水面に反射した月明りが映し出されるので、川のせせらぎとともに月明りのゆらめきを堪能することができるのだとか。本当に、昔の人は粋なことを考えついたものですね。夜に入場できないのが残念ですが、想像しただけでも美しい光景です。

 

古民家ステイで日本の古き良き時代を堪能

 

伊予の小京都とも呼ばれている大洲には、江戸時代から明治時代にかけて作られた商家や武家屋敷がそのままのかたちで残されています。しかし、これまでの大洲観光といえば、大洲城と臥龍山荘をさっと巡っておしまいというパターンも多かったのだとか。

 

せっかく魅力ある歴史的建造物があるのに、それを活かしきれていないのはもったいない!ということで、二年ほど前からスタートしたのが歴史ある古い町並みを活かした観光まちづくり。

 

今では町家や古民家を改修して作られた宿やレストラン、ショップなどがいくつもあるので、ただ町並みの美しさを楽しむだけではなく、実際に宿泊し、地元の食を味わったり、お買い物を楽しんだりすることが可能です。

 

ここからは、城下町に点在する「NIPPNIA HOTEL 大洲 城下町」の宿をご紹介いたします。

 

大洲城を窓から一望できる「SADA」

 

 

最初にご紹介をするのは、「SADA」。こちらの SADA からは、大洲のアイコンである大洲城を窓から一望することができ、観光客にとても人気がある宿なのだとか。
なお、宿名は大洲藩の歴代藩主の名前を由来とします。例えば、初代藩主は、「貞泰(さだやす)」の「貞」から「SADA」と命名しています。

 

 

改修の際は、時代を経てきた深みのある風合いを引き立てるために、前面の屋根瓦に古い瓦をあえて残すなどの工夫がされており、古い建物の味わいを堪能できる宿です。

 

1000坪を越える広大な敷地を保有「OKI」

 

 

こちらは、ロウの一種「木蝋(もくろう)」で財を成したと言われている豪商・村上氏の邸宅です。主屋は明治期もしくはそれ以前の建物とされており、1000坪を越える広大な敷地を保有しています。

 

 

敷地内にある蔵を改修して作られた客室は、天井のかたちが三角形になっていてとてもユニーク。3つの宿の中では一番人気の高い宿だそうです。

 

美しく手入れされた庭園が見もの「TUNE」

 

 

最後にご紹介するのは、「TUNE」。こちらはもともと老舗の料亭跡地で、地元の方々に愛されてきたものだそうです。

 

 

美しく手入れされた庭園があるため、庭園がお好きな方や、ゆったりと時間を過ごしたい方におすすめ。

 

▼「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」の詳細・ご予約はこちら
https://www.ozucastle.com/rooms/

 

担当者からのメッセージ

人が旅に求めるのは「非日常」だと言われていますが、大洲で体験できるのは「異日常」です。大洲に滞在し、歴史文化を学び、異なる生活文化に身を投じることで、普段とは異なる日常を体感することができます。大洲に来れば、日常を忘れ、古き良き時代をゆったり堪能することができますので、ぜひお越しいただければと思います。

DATA

大洲市(おおずし)

 

▼大洲市観光情報サイト「おおず」

https://jp.visitozu.com/

 

▼NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町

https://www.ozucastle.com/

 

 

協力:一般社団法人キタ・マネジメント
http://kita-m.com/

 
 

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