7.「履歴書」の書き方
それでは履歴書の作成を進めていきましょう。
履歴書作成の準備
・履歴書のテンプレートは簡単にダウンロード可能です。「履歴書 テンプレート」等で検索してみてください。
・指定がない場合は、JIS規格の履歴書を使用しましょう。
・手書き指定がない限りは、PC入力OKです(字に自信がある人以外はPC入力が無難です)。
・証明写真は第一印象を左右する大事なポイントです。今後の人生を決める大事なイベントですので、ぜひ駅前の証明写真機ではなく、フォトスタジオで撮影してもらうことをおすすめします。(全国チェーンであれば2,000円前後で撮れます。)
残念な履歴書の例:
・写真映りが悪く、印象が良くない
・使い回しであることが明らか(過去の日付、他社への志望動機)
・誤字、脱字がある
・数字の全角、半角がバラバラ
・西暦・和暦が統一されてない
・文字の量が多すぎ(または少なすぎ)
・うまくPDF化されていない(ずれている)
・職歴に空白がある(短期離職・休養期間がある)
・本人希望欄に希望を書きすぎている(希望給与・希望勤務地など)
【職歴に空白がある場合の対処法】
挽回策としては「備考欄に正当な理由を書いておく」ことです。
・なぜ短期離職したのかを記入しましょう。
・その際に、前の会社を一方的に悪者扱いするのはNGです。早期離職の責任は自分にあるという姿勢を見せましょう。また、対策も前向きに検討しているという姿勢を見せるとよいでしょう。
履歴書を提出する前に、下記のポイントをチェックしてみましょう。
履歴書チェックポイント
- テンプレートは適切なものを使用しているか?
- 写真映りはよいか? ⇒できればフォトスタジオで撮影
- 職歴に空白はないか? ⇒ある場合は理由を備考欄に記載
- 誤字、脱字はないか?
- 数字は半角(全角)に統一されているか?
- 文字の量は適量か?
- 空欄はないか?
- 過去の日付になっていないか?
- 他社への志望動機が記載されていないか?
- 本人希望欄が正しく記載されているか? ⇒「貴社の規定に従います」と書くのが一般的。
- 印刷ボタンを押した時にずれがないか?
- 記載内容に誤りはないか? ⇒虚偽の報告は絶対NG。内定取消・解雇もあり得ます。
履歴書作成のまとめ
応募書類作成の心構えでお伝えした通り、履歴書は採用担当者にとって、応募者が「どんな人か」を見るための書類であり、減点方式で見られるケースが多いです。
過去の経歴などの内容ももちろん大切ではありますが、作成ルールに則って丁寧に書かれているかが、履歴書においては重要なチェック項目となります。
内容ではなく、書類の出来でNGになってしまうのは非常にもったいないため、基本ルールは必ず守り、提出前には必ずチェックポイントに沿って見返すようにしましょう。
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同時に複数の求人に応募する場合、経歴など共通する内容の部分のみを記載し、応募フォームの「企業へのコメント・志望動機」欄を活用するようにしてください。
つづいては「職務経歴書の書き方」をご紹介いたします。